ニート失敗談。初面談でわかる転職エージェントのハズレ担当者。

ニート失敗談。初面談でわかる転職エージェントのハズレ担当者。

ニートが就職活動をはじめようと考えているときに、ネットでまず出会うのが「転職エージェント」というサービス。

ニートからの社会復帰の方法を考えてネットをさまよっていると、だいたいのWEBサイトが「転職エージェント」をおすすめしてきます。

 

あなたも、ニートから就職するのに転職エージェントを利用した方がいいのかと悩んでいるのではありませんか?

 

しかし、ニートにはまず知っておいてもらいたい!転職エージェントはあなたの「全面的な味方」ではないという事を!

 

ニートは誰かに就職を助けて欲しいという思いがどこかしらにあります。

そこに付け込まれると、あなたの貴重な時間を無駄にすることになるのです。

 

「報酬」のことしか考えていない悪質な転職エージェント。そのハズレ担当者に利用されないためにも相手の手の内を理解してください。

 

私の転職エージェントでの失敗談と、利用してよかった転職エージェントサービスをお話しします。

 

就職活動に行き詰っているニートは、なにも知らないままに「転職エージェント」を利用しないでください。

私のように、いいように利用されそうになったり、精神的に不安定になったり散々な目にあわないためにも。

 

ニートが転職エージェントを利用する前の注意点

ニートが転職エージェントの初面談を受けた際に、担当者がハズレだった時の精神的ダメージは計り知れません。

私自身、はじめて転職エージェントを利用したときに、自分のことしか考えていないハズレ担当コンサルタントにぶち当たってしまって精神力をガリガリと削られた苦い経験があります。

 

転職エージェントを運営している会社自体が、そういう担当コンサルタントを生み出す構造の場合もあるので注意してください。

 

ネットの評判が良いからといって手放しで信用しない事です。

私のいうことも話半分で聞くくらいがちょうどいいと思います。

 

なんせ、私がはじめて利用した転職エージェントはネットの評判がかなり良くて、ネット検索でヒットしたサイトが大絶賛していました。

今ではその転職エージェントをおすすめしているWEBサイトは、書いていること全部嘘だなと確信するほどです。

 

あなたもネットで検索してみてください。

 

ネット上では職歴なしのニートが就職するにはエージェントの利用しか方法はない!くらいのWEBサイトが目立ちます。

だいたいのWEBサイトは広告収入のために転職エージェントを褒めちぎっているだけです。

 

それにまんまとハマってしまったのが私……。

 

ネットの情報を鵜呑みにせずに自分の頭で考えられるようになってください。

そうじゃないと、「転職エージェントの担当者に見捨てられたら就職できない!」なんて変な焦りと不安に流されて望んでいない方向に進んでしまうかもしれません。

 

はっきり言って、転職エージェントなんて使わなくても就職できます。

 

職歴なしのニートだった私がなんやかんやで就職できたので、焦りや不安で暗い気持ちになる必要はありません。

面接の場数をこなしていけば、必ずあなたを雇い入れてくれる会社はあるのです。

 

悪質な転職コンサルタントやネット上の悪意ある住人達の言葉を真に受けない事。

あなたがやりたいこと、やってもいいなと思うことに近い仕事を探しましょう。

 

そのためにもまずは「自己分析」をしっかりやってください。

・ニートは就職できない?社会復帰するには自己分析を徹底せよ!

 

ニートが就職するにはどうあっても自分と向き合うことが必要です。

自分を誰よりも理解していれば、転職エージェントも上手く活用できるようになります。

 

ぜひ、ニートの就職活動は自己分析からはじめてください。

 

面談でわかる転職エージェントのハズレ担当とハズレ会社

連絡の遅さは質の悪さ、ハズレ会社を見破れ

 

転職エージェントを利用するときは、はじめに電話で面談の予約をすることになります。

この時、面談の予約をしてから電話がかかってくるまでの日数によって、その会社の体質がわかるかと思います。

 

1日後に電話してくる転職エージェントは割とまともな会社ですが、2日以上たってから電話してくる転職エージェントは信用できません。

 

私が利用して最悪だった転職エージェントは面談予約から3日後に電話連絡してきました。

逆に利用してよかった転職エージェントはその日の内、もしくは1日後に連絡をしてくれます。

 

転職エージェントのハズレ会社を見分けるのに大事なのは、「連絡の速さ」です。

 

転職エージェントだけでなく、連絡の遅い会社はそれだけで信用に当たらないと思っておいた方がいいでしょう。

就職活動の中で面接の対応が悪かったところは、だいたい結果の連絡が遅いものです。(連絡すらない事もしばしば)

 

連絡が遅いのはそれだけ「あなたのことをなめている」から。

 

相手の気持ちを考えない人間というのは決まって連絡が遅いものです。

 

転職エージェントも同じです。面談の予約だけでなく担当になったコンサルタントの良し悪しも連絡の速さでわかります。

連絡の対応がどんなに丁寧なものでも、連絡が来るまでの時間が遅いというのはそれだけ後回しにされているという証拠。

 

丁寧な対応の裏で何を考えているのか透けて見えるのではないでしょうか。

 

転職コンサルタントの心理術

さて、転職エージェントの面談においてハズレ担当を見抜く方法に移りたいと思います。

ハズレ担当コンサルタントというのは、実はどの転職エージェントにも一定数存在します。

 

私が利用してよかった転職エージェントでも、他の利用者の中には対応の悪い担当者に当たってしまった人もいるようです。

なので、実際に面談の中で担当コンサルタントの人間的な質を見抜かなければいけません。

 

ズバリ、「不安や焦りを感じる言葉を使うヤツは信用するな!」

 

転職エージェントをいくつか利用した中で、使っていて気分のいいところと、使ってみて気分の悪くなるところがあることに気づきました。

 

転職エージェントは大きく分けて二種類に分けられると思います。

・利用したときに気分の良かった転職エージェントは、返報性の原則を使っている。
・利用して気分の悪い転職エージェントは、ネガティブな言葉で行動をうながす。

利用して良かったところは、求職者にたいして返報性の原則を使っているところが多いと言えます。

 

返報性の原則とは「人は恩を感じるような行動をしてくれた相手にたいして、恩を返したくなる」という心理学の原則です。

 

スーパーなどで店員さんが試食をさせてくれたら、買わずにその場を離れるのを申し訳なく感じてしまう。

それが返報性の原則です。

 

この返報性の原則を活用しいる転職エージェントは、利用していて嫌な気分になりません。

例えば、長時間の面接練習に担当コンサルタントが付き合ってくれたり、親身になって就職相談にのってくれたりされたら、嫌な気分にはならないでしょう。

 

その行動に恩を感じた求職者が、コンサルタントのおすすめする就職先に就職する。

 

この返報性の原則を使っている転職エージェントでは、誰も嫌な目に合っていないので利用して嫌な気分にはならないのです。

 

逆に、利用して嫌な気分になる転職エージェントは「ネガティブな言葉で行動をうながす」というやり口を使います。

 

人間は不安や焦りを感じると行動をおこしやすいのです。

 

昔、オイルショックという現象がありました。

「トイレットペーパーやティッシュが手に入らなくなる」という噂が流れて、不安や焦りを覚えた多くの人たちがトイレットペーパーを手に入れようと行動しました。

人はネガティブな言葉で突き動かされやすいということが分かるでしょう。

 

その性質を利用している転職エージェントがありますが、利用すると本当に気分が悪くなります。

 

私が最初に利用した転職エージェントがまさにそれで、利用している間は精神的に不安定になって何度も布団で泣きました。

 

ネガティブな言葉でもって不安や焦りを覚えさせるやり方は、確かに有効なのでしょう。

ですが、就職にたいして不安と焦りでいっぱいのニートにそれはあんまりではないだろうか?

 

転職エージェントのハズレ担当者は積極的にネガティブな言葉を使ってきます。

焦りや不安を覚えさせ行動をうながす方が手っ取り早いと考えているのでしょう。ひとえに転職コンサルタントとしての実力不足と言わざるを得ません。

 

やられた方は就職活動への意欲がなくなってしまうこともありましょう。

 

あなたが転職エージェントを利用するときは、担当コンサルタントがネガティブな言葉で行動をうながすタイプか見極めてください。

 

不安や焦りで行動させようとするコンサルタントは実力不足。

 

悪いことは言いません。速攻で担当者をチェンジするか、利用をやめてしまいましょう。時間と精神力の無駄です。

以上は転職エージェントでの初面談のときにわかることです。

 

あなたの人生を決める就職活動を、程度の低いハズレ担当者と歩んでも良い結果なんてついてきません。

プロを名乗る人間もピンキリなので、十分に警戒して面談に挑んでください。

 

なぜ、ニートは転職エージェントを利用すべきなのか

ニートは転職エージェントを活用することをおすすめします。

 

なぜなら、簡単に面接までセッティングしてくれるから。

 

担当者におんぶに抱っこの精神での利用はやめて欲しいのですが、面接までは頼ってしまいましょう。

 

一人で就職活動をしていると、はじめのうちは面接までたどり着けません。

 

ニートは面接に呼ばれるための履歴書の書き方とか、興味を持ってもらうための自己PRとかが出来ないためです。

面接の突破には5から10回ほどの場数がどうしても必要。

 

その練習量を積み重ねるために、転職エージェントを活用するのがおすすめなのです。

 

面接の場数をこなすと就職活動での苦手意識が薄まって、行動しやすくなります。

面接官はどんな人物を欲しているのかも、面接を通してわかってくるので積極的に転職エージェントを活用するべきと言えます。

 

転職エージェントを活用する前に徹底して欲しいのは自己分析をすること。

・ニートは就職できない?社会復帰するには自己分析を徹底せよ!

自己分析はほんとに大事!ニートほど自分を見つめなおさないといけないと私は断言します。

 

自分をだれよりも理解していないと、相手の言葉に流されて望ましくない結果に誘導されかねません

あなたが望む未来を勝ち取るためにも自己分析をしっかりやってください。

 

ニートにおすすめの転職エージェント

20代なら「いい就職ドットコム」がおすすめです。

第二新卒向け就職支援サイト「いい就職.com」

いい就職ドットコムは二番目に利用した転職エージェントで、担当コンサルタントの対応がかなり良かったです。(最初に利用した転職エージェントよりも格段に)

話をしっかり聞いてくれますし、自己PRや志望動機のアドバイスもちゃんとしてくれて好印象でした。

結局、ここで就職を決めたわけではありませんが、面接を通して多くの事を学び、次につなげられました。

他の転職エージェントよりも求人の内容がいいので20代ならまずはここを利用すると良いでしょう。

 

30代を超えているなら「マイナビエージェント」のサポートが充実していると言えます。

マイナビエージェント

30代を超えると利用できる転職エージェントが減っていきますが、ここは30代のニートでも面倒を見てくれます。

なにより、転職エージェントの中で一番、担当者の対応が良かったのが印象深いところ。

大手にはしっかりした人材が集まるのだなぁと思いました。求人内容もよく、面接への段取りのつけ方、連絡の速さも申し分のない転職エージェントでした。

 

面談でわかる転職エージェントのハズレ担当まとめ

ニートが就職を成功させるには、面接での場数をこなさなければなりません。

面接をとおして、面接官側が欲しい人材とは何か、自分を売り込むにはどうすればいいのか、が分かってきます。

 

ですが、ニートは面接にたどり着くまでが大変。

 

そういう点から、面接までをサポートしてくれる転職エージェントの活用は必須です。

利用できるものは何でも利用する貪欲さがニートには必要と言えます。

 

転職エージェントを利用する際に遭遇する「ハズレ担当コンサルタント」に注意すればやる気を削がれることもないでしょう。

ハズレ担当コンサルタントは「ネガティブな言葉で行動をうながす」コレがとにかく多い。

 

ネガティブな言葉は言われ続けると本当に精神が消耗していきます。

だからこそ、面談で相手の質を見破る注意深さが必要になります。

 

間違っても、相手におんぶに抱っこで助けてもらおうなんて考えないでください。

 

損切は速さと決断力が大事です。

 

私のようにズルズルと「報酬の事しか考えていない担当者」に振り回されない事。

自己分析がしっかりと出来ていれば避けられた無駄な時間でした。

 

あなたは自己分析がしっかり出来ていますか?

 

私のように枕を濡らすことがない様に、自分というものをしっかりと把握してください。

ニートは就職できない?社会復帰するには自己分析を徹底せよ!

自分の考えと合わない提案を突っぱねる意志の強さがないと、悪質な転職エージェントのカモになってしまいます。気を付けて行動してください。

そして、明るい未来を勝ち取りましょう。

カラー版 はじめたらやめられない自己分析ワークシート (中経出版)

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