ニートをやめたい。今の現状から脱出して社会復帰したい!
そう思いつつも、面接への恐怖、仕事をすることへの恐怖、就職活動をすることへの不安などで一歩踏み出せないまま、もんもんと時間を過ごしていませんか?
私も8年間もの長期間、ひきこもりのニートをやっていたときはそうでした。
毎日、求人に応募しなくちゃ!面接の対策をしなくちゃ!と気持ちの中では焦っているのに中々行動できない日々が続きました。
では、なぜ私がそんな職歴なしの長期ニート生活から抜け出せたのか。
それは、自分の「人生の目的」を明確に意識したから。
簡単に言うと「自己分析」を徹底的にやって、自分のやりたいことは何かな?楽しいと思えることは何かな?得意なことは何かな?を見つめなおすということ。
自分を理解することで、就職活動につきものの面接への「恐怖」や「不安」を消し去れるのです。
ニートをやめたいと思っても行動できない理由は、漠然とした「恐怖」と「不安」ではありませんか?
それらを解消するには「自分」と向き合うことが必要になります。
ニートをやめたいのに行動ができない。そんなニートが一歩踏み出す方法を教えます。
ニートをやめたいと思ったらどうすればいい?
ニートをやめたいと少しでも思っているなら一歩踏み出すチャンスです。
リクナビネクストに登録することで無料で診断することが出来ます。
まずは自分の強みは何かを知るところから始めてください。
グッドポイント診断を使うことで自分の「強み」を理解することが出来ます。
「強み」というものは自己分析の軸になるもので、自己PRや志望動機の説得力を増すためにはどうあっても知らなければならない事です。
自分の強みを理解して、その強みを裏付けする過去のエピソードを探ってみてください。
自己PRや志望動機でただ単に「私は〇〇が得意なので△△な仕事をしたいと思っています。」と面接で語っても説得力がなければ不採用になります。
「〇〇が得意」「△△な仕事がしたい」ということに説得力を付けるにはエピソードが大事です。
過去のエピソード、つまり経験談、体験談を掘り起こし、面接官を説得できるだけのものに仕上げる。
ニートが社会に戻るためには、自己PRや志望動機で面接官を納得させなければなりません。
採用するにあたって自分の「強み」を売り込めない人間を仲間に向かい入れるでしょうか?
自分の強みを知らない人間に、面接官を納得させてることが出来るでしょうか?
ニートをやめて会社に就職するためには、どうあっても自分の事を知らなければなりません。
グッドポイント診断は自分を知るための第一歩です。
無料で出来る性格診断でこれ以上に役立つものは他にありません。
診断結果は「そんな表現方法があるのか!」「それを長所としてアピールしてもいいんだ!」という発見につながります。
私は一部の文章を自己PRや志望動機に流用して使わせてもらいました。結果的に就職できたのは、グッドポイント診断を通して自分の強みに気づけたためだと言えます。
さらに自分の強みを詳しく知りたい場合はストレングスファインダーという有料のWEB診断テストをおすすめします。
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アマゾンなどで売っているストレングスファインダーの本を買えば1回だけWEBテストを受けることが出来ます。
WEBからでも申し込みが出来ますが、初心者には本から入った方が簡単です。
無料のグッドポイント診断よりも細かく自分の強み、長所を知ることが出来ます。
ただ、本の内容が直訳しすぎな箇所があるのでそこは注意してください。意味は分かるが読みにくいといった感じで参考にはなります。
自己分析を深めるには「強み」を知ることがどうしても必要です。
どちらか一方でも、活用してみてください。
ニートをやめるためには自分を理解しよう
自分の「強み」に関してが見えてきてからが自己分析のスタートです。
「人生の目的」を理解するためには「強み」を軸に過去の振り返りが必要になります。
何も書いていない白紙の紙に人生の振り返りを書いていき、どんなことに楽しさや悲しさを感じるのか。面白いと思ったこと、嫌だと思ったことをつらつらと書いていってもかまいません。
自分ってどんな人間なのかな?という今まで向き合ってこなかった自分という存在について目を向けてください。
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漠然と自己分析をしても、なかなかはかどらないかもしれません。なので自己分析をするための質問が詰まった本を使うことがおすすめです。
とくにこの本は、最後の面接編の質問が実際の面接の場でも聞かれるような質問なので、面接の質問対策としても活用できます。
自己分析で大事なのは「自分を受け入れること」
質問に答える中でカッコつけた答えを書こうとしていませんか?自分をよく見せるための言葉をひねり出そうとしていませんか?
そういったことは無意味です。
自己分析はカッコつけやごまかしは必要ありません。
自己分析は、そのままの自分を「誰よりも深く理解する」作業なのです。
ニートである現状も、斜に構えずに受け入れましょう。
社会不適合者?大いに結構じゃありませんか!現状を受け止めましょう。
そして、なぜ「ニートから抜け出せないのか?抜け出そうとしてこなかったのか?」を追及してみてください。
そこには就職に対する「恐怖」と「不安」があり、深く追求することでそれらの本質が見えてきます。
自分の事を理解することで、自分を面接で売り込むための「強み」が明確になっていきます。
自己分析を徹底した先には、自分を理解した「強い自信」が待っています。
強い自信があれば、面接で理不尽な扱いを受けても圧迫面接で人格否定をされてもへこたれません。
「あなたの価値観と私の価値観は違います!」と嫌味な言葉を突っぱねることが出来ます。
ニートをやめて社会に出たいのであれば、自己分析を徹底的にやるしかありません。
自己分析は苦しいものですが、一度やってしまえば面接で心が折れることは無くなります。
面接で自己否定をされて枕を濡らさないためにも、ニートは自己分析を徹底してください。
ニートをやめるために最適な相談者を探す
ニートはやみくもに他人に就職相談をしてはいけません。
とくにネットだと毒にも薬にもならないばかりか、一歩踏み出す勇気すら消えてしまいかねない言葉を吐き出す輩がいます。
ニートが社会に出るためには適切な相手に相談するしかありません。
具体的には若者ハローワークであるヤングキャリアセンターやサポートステーションのカウンセラーがおすすめです。
近くの地域のヤングキャリアセンターとサポートステーションを探してみてください。
就職に必要な知識も一通り無料講座で学ばせてもらえます。
カウンセリングも講座受講も無料なので、ニートが活用しない手はありません。
ネットでは転職エージェントのコンサルタントをおすすめするサイトがありますが、私はおすすめしません。
私が初めて使った転職エージェントでは、なんだかんだと話をするうちに「特定派遣のエンジニア」の正社員に応募させられそうになりました。
結局、転職エージェントとは企業側から報酬をもらう営利企業です。公的機関のように求職者側の味方なのではなく、エージェントは金を払う企業の味方です。
そのへんを肝に銘じておいてください。
ただ、私は面接練習には転職エージェントを上手く活用させてもらいました。
転職エージェントを利用すれば、面接の場数をかなりこなせます。
ニートをやめて就職を勝ち取るには、使えるものは使うという割り切りが大事になります。
他人の顔色を窺ってばかりではニートをやめることは出来ません。
ニートをやめるには短期バイトから慣らしていく
あなたがどれくらいの期間ニートをしているかによりますが、5年以上ニート生活をしている場合はバイトから始めることを考えてください。
なぜなら、フルタイムの正社員。週5日勤務の仕事は、例え採用されてもすぐに辞めたくなるほどキツイからです。
ニートは自分が思っている以上に体力が低下しています。
まる1日、午前8時から午後6時くらいまで外に散歩にでも出てみてください。
次の日とてつもなく疲労がたまって何もしたくなくなります。
ニートをやめて社会人になると、10時間以上外にいるなんて日常茶飯事です。
だからこそ、まずは体を慣らしてから社会復帰を考えて欲しいのです。
私も就職活動と並行して短期バイトをやっていました。
期限があることできつい仕事でもやり切ることが出来ます。終わりが見えるというのはかなりの救いです。
ニートにとって短期バイトは無意味なものではありません。
体力作りになり、他人との関りを通して社会との接点を持てるのです。
最初はどぎまぎしましたが、2、3回やっているうちに慣れてきます。作業は単調ですし、人と深く関わるわけではないからです。
それでいてお金も少ないながらにもらえるので、短期バイトはニートにとって一石二鳥です。
いきなり就職することを考えるよりも、ニートは段階を踏むことを考えてみてください。
ニートをやめたいなら毎週求人を眺めるべし!
ニートは求人に応募しなくても、毎週求人を眺めてみてください。
どんな求人サイトでも、おかしな会社の求人があることに気づけるようになります。
大手のリクナビネクストでは未経験の求人も多く、使っている人がたくさんいます。
ですが、このリクナビにも「うわぁ、なんだこの会社……。」という求人が紛れ込んでいるのを発見することがあります。
他の求人サイトも何回も眺めていることでおかしな、あやしい企業の求人だなと感づけるようになるはずです。
かなり昔ですが、若手社員の顔をパンダのようにマジックで落書きした写真を、企業紹介のページに乗せていたブラック企業がありました。
そこまで露骨でわかりやすいものばかりではありませんが、何度も求人を出している企業や写真に写っている社員の笑顔がおかしかったりと徐々に気づけるようになります。
求人を毎週眺めているだけで少しずつ求人を見る目がやしなえるので、応募する気がなくても求人サイトを眺めてみてください。
まとめ、ニートをやめたいと思ったらどうすればいい?社会復帰には〇〇をせよ!
ニートをやめたいと思ったら自己分析にしっかりと取り組んでください。
自分の「強み」を理解して、それを軸に過去のエピソードを発掘し、自分への理解を深めていきましょう。
そうすれば面接でどんな酷い扱いをされてもへこたれない強い心を作り出せます。
ニートをやめたいと思ったら、そこからが新たな人生の出発点です。
8年間も引きこもりのニートをやっていた私でも、社会に戻ることが出来ました。
あなたも確実にニートをやめて社会復帰できます。
就職への恐怖と不安を振り切って、明るい未来を勝ち取りましょう!