部屋に引きこもってニート生活。何もない日々、漠然とした不安、焦る心。
時間を積み重ねるごとにニート生活は辛くなっていくかと思います。
ニート生活が辛くとも、それ以上に社会に戻る怖さの方が勝っている。
面接を受けたら説教されるのではないだろうか?人格否定されるに違いない、馬鹿にされ蔑まれて不採用になるに違いない。
そんな根拠のない不安に悩まされつつも行動に移せず、ニートである現状を親に申し訳なくも感じている。
言いようのない不安感と焦り、漠然とした恐怖に日々悩まされながら、辛いニート生活を続けていませんか?
そんな辛いニート生活を改善するには、あなたの考え方と行動を変えなければなりません。
真っ暗闇におもえる将来にたいして漠然とした不安、恐怖、焦りを感じているのであればぜひ、この記事を参考にしてください。
8年間の長期間ひきこもりニートをしていた私も、何とか社会に戻ることが出来ました。
あなたも、ニート生活を辛いと感じているのであれば、今日からでも簡単に出来るのでやってみてください。
辛く感じるニート生活が少しずつ変わっていくのを実感できます。
ニートが辛いなら、自己評価を高めるべし
ニートが辛いのは「自分なんてどうせ何やってもダメなんだ」とか「挑戦しても無駄だ、自分が選ばれるはずがない」みたいに自己評価を下げ続ける言葉を、自分自身に投げかけているからです。
思い当たる節があるのではありませんか?
親に求人を見せられて「この仕事でも受けてみれば?」と言われても、自分なんてどうせ採用されないから面接を受けるだけ無駄だ、と考えたりしてしまうのがニートの特徴です。
毎日毎日、飽きもせずに自分の事をダメな人間として蔑み、「でも、だって、どうせ」から始まる言葉で行動しない自分を正当化してしまうのです。
そんな日々を過ごしていると、徐々に自己評価が低くなっていきます。
自己評価が低くなってしまうと、ほんの些細な挑戦すらできなくなってしまいます。
8年間引きこもりのニート状態で自分を責め続けた私が、そんな状態でした。
外に出るだけでも変な緊張感に襲われ、面接の応募をしようと求人を見るだけで心臓が暴れだす始末。
引きこもりのニートになる前は、面接本番では緊張はしますが面接に応募する段階で緊張はしませんでした。
部屋に引きこもってニート生活を続けるうちに自己評価がどんどん低くなって、些細な挑戦すら大きな壁になってしまったのです。
毎日、自分にたいして「でも、だって、どうせ」から始まるネガティブな言葉の弊害。
自己評価が下がってしまって良いことなんて一つもありません。
まず、ニート生活が辛いなら自己評価を正常な状態に戻すために、自己評価を高めなければけないのです。
その方法はいたって簡単かつシンプルな習慣です。
毎日、夜寝る前にその日にあった「3つの良いこと」をノートに書き出すのです。
スリーグッドシングスという方法で、自信を高め、ストレス耐性をアップしてくれる自己心理療法。
世界中の大学で研究が進められており、どの地域でも一定の成果を出しているそうです。
良いことというのは「朝ちゃんと起きれた」とか「散歩に出かけた」とか「ご飯が美味しかった」とか、その日にあった些細なことで良いのです。
良いところをあげすぎても効果は薄く3つがベストだと言われています。
そして、スリーグッドシングスを行うのは決まって寝る前の時間が効果的だという研究成果があります。
私もこれをやり始めてから、鬱屈した毎日が明るく感じられるようになり、最終的には面接を受けて社会に戻るまでになりました。
自己評価が正常な位置に戻ったことで、挑戦するための行動がとれるようになったのです。
ニート生活が辛く、毎日がしんどいと感じるなら、ぜひ夜寝る前に「3つの良いこと」ノートに書き出してみてください。
指折り数えるだけでも効果があるので、騙されたと思って習慣にしてみてください。
ニートが辛いのは何も変化がないから
ニートが辛く感じられるのは、毎日に何の変化もないからです。
お金がありませんから、お金を使った遊びはあまりできませんし、人とのコミュニケーションも希薄になっていきます。
引きこもりがちになって、暗い部屋でまとめサイトやYouTubeを眺める日々。
そんな毎日ではどんどん心が窮屈になってしまいます。
まずは簡単なことから、新しいことに挑戦してみてはいかがでしょう。
例えば、図書館に行って今まで読んだことのないジャンルの本を読んでみるとか、電車に乗って見ず知らずの駅で降りてみるとか、入ったことのない飲食店で食事をしてみるとかいろいろあります。
毎日ちょっとした挑戦でいいのです。出来る範囲の挑戦で、昨日までやったことのなかったことをやってみる。
それを繰り返していくうちに、「なんだ挑戦することなんて簡単だ」と思えるようになります。
そのとき大事なのは、挑戦し終わったら自分をほめること。
とにかく自分をほめてください。
斜に構えて、「こんなこと誰でも出来ることでしょ?」みたいに考えないでください。
ニートが日々の生活を辛く感じるのは、自分で自分を蔑んで馬鹿にしているからです。
小さなことに挑戦する習慣と、自分をほめる習慣を付けることで気持ちが前向きになります。
前向きな人間でなければ、ニートから社会に戻ることは出来ません。
雇う側も、暗い人間より明るい人間の方を採用するのは明白です。
小さな挑戦で何もない日々に変化を与え、自分をほめることで自信をつけていく。
この習慣をマスターすれば必ず辛いニート生活から脱出できます。
ニートが辛いなら勉強と運動で不安が消える
ニート生活を続けていると、少しずつ頭の回転が鈍くなっているのを実感することになります。
これは、人と会話せず、勉強もしていない、代わり映えしない日々をおくっているからこそ起こるニートの弊害です。
そのままでは、社会復帰は遠ざかるばかり。
体が衰え、頭の回転も鈍くなってくると、現状の焦り、根拠のない不安、将来への恐怖感に悩まされやすくなります。
そんな、焦りや不安に対抗するには頭を動かし、体を健康な状態にしなければいけません。
適度な勉強、適度な運動が不安に対する特効薬です。
まずは、興味のあることに関する資格の勉強をしてみましょう。
正直言いまして、資格を取ったからと言って就職に直結するわけではありません。
一部、専業資格の場合は仕事に就きやすくなりますが、たいていの資格はそうではありません。
資格を取ることが主眼ではなく、新しいことを学び、知識を付けることに意味があると思ってください。
勉強しないニートと、勉強して新しい知識を学んでいるニートでは明らかに顔つきが違います。
ニート特有の無気力な顔のままでは社会復帰は難しいのです。
運動に関しては、週に3回40分のウオーキングをしてください。
勉強をしているとこの運動の効果が如実にわかります。記憶力がだいぶ改善されるのを実感できるのです。
気持ちも前向きになり、ネガティブに考える時間がどんどん無くなっていきます。
この40分のウォーキングこそ、鬱屈したニートの辛い気分を吹っ飛ばす最高の習慣です。
前向きな気持ちで新しい知識を学ぶことで、自分のやりたいことが見えてくるかもしれません。
私は、資格勉強を通してやりたいと思えることに気づくことができました。
ニートから脱出するきっかけは自分の中の気持ちです。
勉強と運動を習慣にすることで、ニートが感じる辛さと不安が、いつの間にか消えていることを実感できるでしょう。
ニートが辛いなら脱ニートを考える
はっきり言って、上記の自己評価を高める習慣や勉強、運動の習慣を付けなければ、なかなか脱ニートは果たせないと言えます。
ニート期間というのは、社会との隔たりが大きく、やみくもに面接を受けたとしても面接官の辛辣な言葉に打ちのめされてしまいます。
そのあとふさぎ込んで、さらに鬱屈したニート生活に落ちてしまう可能性も考えられます。
だからこそ、脱ニートの前に前向きになれるように習慣を見直してほしいのです。
習慣が定着してくると、ニートでいることが心苦しく、ニートでいることの辛さを感じるようになります。
以前と違って、行動することの恐怖感よりもニート状態の心苦しさと辛さの方が強くなるはずです。
そうなれば、就職活動に移り脱ニートを目指せる合図だと言えます。
ですが、焦らないでください。まず脱ニートには徹底した自己分析が必要になります。
・ニートは就職できない?社会復帰するには自己分析を徹底せよ!
ひとまず、あなた自身の強みを理解するために無料で出来る性格診断であるグットポイント診断を試してください。
リクナビネクストに登録することで無料で診断することが出来ます。
これは有料のストレングスファインダーという診断よりも簡易なものです。しかし、無料で出来る性格診断の中でずば抜けて役に立つ診断結果なのでぜひ活用してください。
自分の強みを理解する診断としてストレングスファインダーという有料のWEB診断があります。
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本を買うことで1回、WEB診断を受けることが出来ます。WEBで診断料を払うことでもテストを受けることが出来ますが、本を買った方が手順が簡単なので初めての場合は本から入った方がいいでしょう。
自分の強みを理解することで、強みを生かした人生を探すことが出来ます。
脱ニートをするには、あなた自身の事を誰よりも深く理解する必要があります。
焦らずに、自己分析にしっかりとりくんで、進むべき道を見極めてください。
そうすれば、必ずあなたに適した道を切り開くことが出来ます。
まとめ
ニート期間は言いようのない不安に悩まされて辛い思いをするかと思います。
それを解消して、社会復帰へと一歩進むためには前向きに考えられるようにならないといけません。
まずは、簡単に出来るスリーグッドシングスから始めてみてください。
今日、寝る前にその日にあった3つの良かったことをノートに書きましょう。指折り数えるだけでも構いません。
このちょっとした習慣があなたの自己評価を高め、ストレス耐性をアップさせてくれます。
私は今でも続けていて、確実に効果があるなと実感しています。
そして、やりたいことを探すためにも勉強と、前向きな気持ちを高め、記憶力も高めてくれる40分のウオーキングをやってみてください。
辛いニート生活からの脱出には、どうあっても前向きな気持ちが不可欠です。
私でもなんとか社会に戻れました。
あなたも習慣を変えることで、確実に脱ニートが出来ます。
明るい未来をつかむのは、あなたの行動次第です。