引きこもりニートで死ぬことを考えているならやめておけ、というお話。

引きこもりニートで死ぬことを考えているならやめておけ、というお話。

引きこもりニート期間が長すぎて、人生もうおしまいだ…。どうしようもない。

社会に戻れない、死ぬしかないんじゃないだろうか?

 

そう考えながら、だらだらと日々を過ごして年齢を重ねていく引きこもりニート。

職歴もなく、社会経験も皆無なニートは、社会復帰のきっかけをつかめずに時間だけが経過していきます。

 

焦ってはいても行動できない。面接が怖い、社会が怖い、他人が怖い。

 

社会復帰するための行動すべてが怖いから、死んで楽になったほうがいいのでは?と暗い未来を思い描いてしまう。

 

それ、わかります。

 

私も長期間ニートをやっていた時、ずっと死ぬことを考えては「死ぬのは怖いな、仕事をするのも怖いな」と、堂々巡りのネガティブな気持ちで日々生きていました。

一人ぼっちで悩み続ける「ニート期間」が長くなりすぎると、どうしても死ぬことを考えてしまいがちです。

 

しかし、どんなに長い引きこもりニート期間があっても、なんだかんだで社会に戻ることは出来ます。

 

私も職歴なしで8年間ニートやっていましたが、社会復帰してある程度「普通」といえるくらいの生活を過ごしています。

 

引きこもりニートは死ぬことを決意しないでください。

 

死ぬことを考えているときは視野が狭くなりすぎているだけで、現実は一人でも生きていける方法がそこかしこに散らばっています。

引きこもりニートでも、社会に戻ってまともな人生を歩むことができます。

 

死んで自分の人生を終わらせる前に、楽しいことを探して行動してみるべきです。

死ぬしか未来がないように思っていても、案外何とかなるもの。

 

まず、あなた自身を知るために以下の本を読んでみてください。

ひきこもりはなぜ「治る」のか? ―精神分析的アプローチ― シリーズCura

ひきこもりの心理を理解した本なので、自分を客観的に分析するのに役立ちます。

 

引きこもりニートが死を考えるのはよくあること

 

自分は生きている価値の無い人間だ、社会に受け入れられないのだから死んだほうが楽になれる。

部屋にひきこもり、誰とも会話せず、堂々巡りの自己否定を続けていると、ニートは死ぬことを考え出してしまいます。

社会に戻る行動よりも、死んだほうが楽なんじゃないか?という暗い誘惑にひかれてしまう。

 

自己評価が低くなりすぎた引きこもりニートは、自分自身が社会に必要のない存在なのではないかと考えます。

 

ネット検索をしてニートがどうすれば社会に戻って普通に生きていけるのかを探ってみると、ネガティブで辛辣な書き込みを発見してしまう。

そして、「やはり、自分はどうしようもない。死ぬしかないのかな?」と、顔も見たことがない他人の意見に影響されて塞ぎこむ日々。

 

長期間ニートを続けているとありがちなことです。

 

ニートで死を考えてしまうのは、行動しないための言い訳だと思います。

社会復帰するための行動は未知の部分が多く、面接で説教されたり、嫌な人間に出会ったり、辛辣な言葉を直接言われたり、人格を否定されけなされたり、ネガティブな予測を立てればきりがありません。

 

長期間ニートをやっていると、どうしても明るい未来ではなく暗い未来ばかり思い描いてしまい、足がすくんで動けなくなってしまいがちです。

暗い未来しか頭の中にないから、面接の段階も暗い予想をたて、仕事に就いた後のことも暗い将来を考えてしまう。

 

真っ暗な人生、嫌な人間たちに嫌な思いを味合わされるのではないかという恐怖感。

 

そんな未来に向かうくらいなら「死んだほうが楽なんじゃないか?」と考えてしまうのです。

 

引きこもりニートを拗らせてしまうとそんな考えを常に持ってしまい、行動ができなくなってしまう。

ニートが死ぬことを考えるのは、行動しない言い訳の終着点です。

 

まだ見ぬ未来の予想は出来なくても、死んだ後の予想は簡単にできます。

予想できる未来のほうが簡単に感じてしまうのです。

 

だからこそ、引きこもりニートは死ぬことを考えてしまう。

 

引きこもりニートが死ぬことを真剣に考えてしまうのは、よくあることで多くのニートが通る道です。

よくあることだからこそ、思い切って行動に移してしまうニートも中にはいます。

 

誰にも理解されず、世界で一人ぼっちの孤独を感じながら死んでそれでいいのですか?

 

ニートで自殺を選んでしまう人間は、自分すら自分の味方にならなかった人。なれなかった人

せめて自分だけは、最後の時まで自分の味方でいてあげるべきです。

 

自分一人だけでも自分を信じていれば、周りが敵だらけでも生き残る道を探し出せます。

 

引きこもりニートは死ぬことばかり考えないで楽しいことを探せ

 

引きこもりニートで死ぬことを考えてしまうのは視野が狭まっているから。

ネガティブな気持ちを改善するには運動をすることが大事です。

 

外に出て散歩をするのが一番おすすめで、40分くらいウォーキングをすると暗い気分もすこしは晴れるでしょう。

部屋から出れない、外に出る勇気がない、という場合は部屋の中でスクワットをするだけでも効果があります。

 

体を動かすことで脳の前頭葉を刺激して、前向きに考える脳細胞を増やしましょう。

引きこもりニートの前頭葉は委縮して小さくなっているらしいです。その改善には運動が必要で、運動をすることで委縮した前頭葉が元の大きさに戻るそうな。

 

脳の前頭葉が気持ちの整理や抑制をつかさどっているので、最近キレやすくなったとか情緒不安定だなと感じているなら運動をして前頭葉を刺激しましょう。

前向きな気持ちを持てるようになれば、少しは視野も広がります。

 

死ぬことを考えるよりも楽しいと感じることを探してみてください。

 

あなたのことを大して考えていない他人の意見に左右されずに、自分が楽しい面白い!と思えるものを探してみましょう。

楽しいこと面白いと思えることを探すには知識と経験が必要です。

 

住んでいる地域の図書館を見て回ったり、今まで行ったことのない場所、入ったことのない店に行ってみたりと新しい行動にチャレンジしてみると発見があるかもしれません。

少なくとも、部屋の中に引きこもったままで探し出せるようなものではありません。

 

引きこもりニートは死を考えてしまうような暗い生活から脱出して、まずは楽しいことを探す生活に切り替えましょう。

楽しいこと面白いと思えることを見つけると、自然とやってみたいことがわかってきます。

 

引きこもりニートから社会に戻るには、自分が楽しいと思えるものとの出会いが重要になってきます。

死ぬことばかり考える暗い人生よりも、楽しい人生を歩みたいはずです。

 

であれば、定期的な運動をして視野を広げて自分が楽しい面白いと感じる物事を探してみましょう。

長期間ニートをやっていて職歴がなくとも、やってみたいという前向きな思いがあれば道は必ず切り開けます。

 

引きこもりニートは死ぬな!何でもいいからやってみよう

 

引きこもりニート期間が長くなればなるほど死について考えてしまうものです。

死んだほうが楽なんじゃないか?という思いがよぎり、真剣に死に方を思い描いてしまう。

 

ニートが死について考えるのは、予測できない未来について考えることを拒否しているから。

 

死んだらそこで終わりで、その後のことを考える必要がありません。だから簡単に「死んだほうが楽なんじゃないか?」なんて考えてしまうのです。

要は自分の未来が真っ暗で予測不可能で怖いから、簡単に予想できる方向を向いてしまう。

 

ですが、世間に見向きもされずに一人ぼっちで、自分すら味方にならずに孤独に死んでしまっていいのですか?

引きこもりニートなんて、まだ人生で何もやっていないでしょう。やり遂げていないでしょう。

 

あなたにとって楽しいことや面白いこと、やってみたいと心の底から感じることに出会ってもいないままで未来を閉ざすのはつまらない死に方なのではないですか?

 

まずは探してみるべきです。

 

何が楽しいのか、何が面白いと感じるのか、何が好きなのか。

それがわかれば、いつのまにか死にたがりの引きこもりニートから脱出できます。

 

外に出て視野を広げるべきです。

運動してネガティブな気持ちを変えるべきです。

自分を見つめなおし、理解を深めるべきです。

 

死ぬことばかり考えるより、楽しいと思えることを探してください。

 

自殺した人の葬式は、何とも言えない暗くてどんよりとしたものですよ…。

 

家族が親族が友人が、何かできたんじゃないか?相談してくれていれば…と嘆き、後悔が渦巻いたものになります。

1度経験したことがあるので確かです。

 

本当に死を選んでしまう人間は、誰にも相談せずに全部自分で決めてしまうものなのです。

そして死んでから周りが「なんで…。どうして…。」と涙を流す。

 

病気で死んだ人間の葬式とはまるで違う雰囲気にびっくりしたのを今でも覚えています。

 

あんな雰囲気の中、あの世に送られるなんてまっぴらごめんです。

その経験のおかげで、私は死ななかったのかもしれません。

 

ニートで死を考えてしまっているなら、何でもいいから楽しいことを探して挑戦してみてください。

死を選んでしまうと、挑戦すらできなくなるのですから。

 

おわりに

 

長期間部屋に引きこもり、職歴なしのニートを続けていると無性に死にたくなるのもわかります。

死ぬことが簡単な解決策のように感じてしまうのも経験があるのでわかります。

 

ですが、ニートよ。死ぬな。

 

自殺はろくな死に方ではありません。葬式の雰囲気を肌で感じれば嫌でも実感します。

残された家族もその死を隠そうとしますし、周りもその件に触れないように気を使います。

 

日本人にとって死にざまというのは特別なもののように感じます。

 

その人の人生がどんなものであれ、死に様ひとつで良くも悪くもなるのです。

あなたにとっていい死に様とはどんなものですか?

 

嫌なことから逃げるため、真っ暗な未来から逃げるために死を選ぶことが最善の選択ですか?

 

挑戦せず、自分とも向き合わず、未来を閉ざしてしまうなんてつまらないでしょう。

死ぬことばかり考えるのではなく、自分と向き合って、楽しいこと面白いこと、やりたいことを探す人生に切り替えましょう。

 

楽しいことや面白いことは、あなたの「強み」に関連するところにあります。

 

あなた自身の長所を知ることで発見できるかもしれません。

 

ストレングスファインダーという有料の「強み」を見つけ出す性格診断を使うといいと思います。

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ニートが死にたくなる気持ちを抑え人生を歩むには、自己分析が大事です。

 

自分のことを知らなければ、楽しいことも面白いこともやってみたいことも見つけられません。

あとは見識を広げるために外に出ましょう。

 

ひょんなことから新しい発見をするかもしれません。

私の場合たまたま今の仕事を見つけ、面白そうだからやってみたら長続きしているという状況です。

 

出会いなんてほんの些細なところから起こります。

それは部屋の中ではなく外にあります。

 

死ぬことばかり考えていた、長期引きこもりニートでも社会に戻れました。

 

あなたも死ぬことを考えないで行動してみてください。

案外、世の中なんとかなるものです。



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