ニートが社会復帰して仕事を得るには、5つの質問を対策せよ!

ニートが社会復帰して仕事を得るには、5つの質問を対策せよ!

ニートのまま何年もの時が過ぎ、日に日に焦りが積み重なっていく……。

漠然とした不安と就職に対する恐怖心で体が強張り、行動できないまま過ぎ去る20代。

 

私はそんな日々を過ごし、結局8年間も引きこもりのニートを続けてしまいました。

ですが、今現在はまともな会社で働けています。

 

就職活動に踏み出せないまま時間だけが過ぎていき、焦りと不安と絶望感に震えている。

そんな引きこもりニートに言いたい!

 

「大丈夫!行動すれば絶対に社会復帰は出来る!」

 

今まで私が就職できずにニートをやっていたのは結局のところ行動していなかったから。

とは言え、いきなり行動しろ!って言っても難しいのが現状でしょう。怖いですし……。

 

正論は理解しているけど行動できないからニートなんですよ。ヒキニートだったから分かります。

まずは行動する前に社会復帰して仕事にありつくための準備を整えましょう。

 

ニートが社会復帰してし仕事を得るには、面接突破が最初の壁です。

ニートが面接で聞かれる5つの質問に関して、対策をとっていきましょう。

 

ニートが社会復帰して仕事を得るのは可能か?

私は8年間部屋に引きこもり、親以外の人間といっさい口を利かずに生きてきました。

友達なんてもういません。恋人?なんですかそれ?

ニートになると世間との接点がなくなり、何かをする気力も体力も無くなっていきます。

 

そんな重度のニートだった私でも社会に復帰して仕事につき、生きながらえることが出来ています。

確かに面接では多少の苦労はありました。

 

空白期間の長さは思った以上に語彙力と対応力をさび付かせています。

ニートが面接で感じるのは自分のできなさ具合。はじめのうちは簡単な質問への解答も上手くいかないでしょう。

 

それでも面接を5回繰り返せば実感できるくらいに成長を感じられます。10回受ければ緊張感も最初の半分以下になります。

面接への恐怖、面接官の質問に対する不安、不甲斐ない自分と向き合う怖さ……。

 

いろんな感情のせいで、一歩踏み出す勇気がでないことを私は知っています。

大丈夫です。少しずつ準備を整えましょう。

 

人生は30歳すぎてもまだまだ後30年以上あります。まだ半分以下しか時間が立っていないのです。

ニートは最初がちょっと上手くいっていないだけ、ここから始めればいいじゃないですか?

 

8年間も引きこもりのニートやっていた私でも社会復帰して仕事をこなしています。

今ここが新しい一歩目です。

 

ニートが仕事を得て社会復帰するための準備方法

ニートが仕事に就くには、面接を突破しなければなりません。

面接を繰り返していると確実に聞かれる質問のパターンを知ることが出来ます。

 

だいたいどの面接でも聞かれます。

面接官とあなたは初対面なので、聞くことなんてたかが知れているのです。

 

つまり、攻略方法はあるのだ、ということ。

見ず知らずの人との初めての会話は、天気の話か季節の話のように当たり障りのない会話。

 

それと同じで、ニートが面接でする話もどこの会社でも同じようなものになりがちです。

ニートが就職活動をする上で、必要な質問対策もおのずと決まります。それは以下の5つ。

・自己PRと自己紹介
・志望動機
・空白期間の説明
・長所短所
・将来の目標

面接で聞かれる「5つの質問」への対策を準備しましょう。

 

自己PRと自己紹介

この質問はどんな面接でも、面接官が聞かねばならない質問の筆頭です。

自己PRと自己紹介は厳密には違うものなのですが、どちらの質問もあなたの事を簡潔に知りたいという思いからの質問と言えます。

 

「では簡単に自己紹介をしてください」とか「自己PRをお願いします」とか「1分間であなたの事を教えてください」とかいろいろなタイプの聞き方があります。

 

自己PRは「あなたの強みを生かして、内の会社で何が出来ますか?」
自己紹介は「あなたの性格や趣味、得意なことはなんですか?」
という意味合いの質問です。

 

どちらも短い時間であなたの良さを伝えなければならないという点で同じもの。

短い時間とは1分から2分くらいです。出来る限り話す内容は絞った方が伝わりやすいと言えます。1分間で聞き取りやすい文字数は300文字前後だと覚えておいてください。

 

たくさん良いところを上げて売り込みたいと思っても、強みは1つか2つに絞るべきです。

 

家電量販店で店員が「このパソコンはCPUが最新のi7でメモリが16GBでSSD搭載、指紋認証もあり……。」とたくさんの売り込みポイントを挙げたとして、あなたはどう思いますか?

「ふ~ん、そうなんだ。」

と、なりませんか?

 

自己PRや自己紹介であれもこれもと話したい事を詰め込んでも、聞いている側は何の印象も残りません。

 

たくさん良いところを上げるよりも

「このパソコンは最新のゲーム〇〇を快適に動作させることが出来ます」

と、これが強みだ!っていうことを挙げた方が印象に残りませんか?

 

自己PRも自己紹介もあなたの一番の強みを面接官に知ってもらわなければ採用には至りません。

なぜニートは自己分析が必要なのか?社会復帰のために絶対やるべき理由

自己分析をしっかりやってあなたの強みを認識してください。

 

話す内容は「結論→根拠→具体例→結論」の順序で話すと納得させやすいです。

強みを理解するのに最適な無料ツールはグッドポイント診断なので一度やってみてください。

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志望動機

面接では志望動機も確実に聞かれます。

志望する業界ごとに求めている答えが違うので、あなたが面接官の立場だったら「どんな人間を採用したいのか」を考えてみてください。

 

志望動機を聞く質問の意図は「当社であなたは何が出来ますか?どんな役に立つのですか?」ということです。

 

あなたの強みが、志望する会社の役に立つのか。入社して何が出来るのかを面接官は聞きたい。

その答えをどう用意するかが面接突破の鍵になります。

 

ネットや本に書いてあるような優等生の志望動機ではなく、自分の強みを活かし、どんな将来を目指しているのかを伝えましょう。

入社したい!ではなく、入社した後の未来を踏まえた志望動機だと面接官のうけがいいです。

 

この質問も「結論→根拠→具体例→結論」の順序で1分か2分程度の長さで答えましょう。

 

自己分析をしっかりやっていれば、志望動機は作れるはずです。

志望動機なんて思いつかない!という場合はいちから自己分析をしてください。

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空白期間の説明

この質問がニートにとって一番のネックになる質問です。

あなたがどの程度の間、ニートをやっていたかによって対応を変えるべきだと言えます。

 

3年程度の期間なら正直にニートしていたと答えてもいいでしょう。

そのくらいの期間なら、企業側もそこまで詮索しません。

 

問題は5年以上の長期間、何もせず部屋に引きこもってニートしていた場合です。

この場合、正直に答えるのは得策ではありません。

 

あなたが面接官の立場で考えてみてください。

 

5年以上何もせず、ニートしていた人間が面接に来た。

暗い顔で受け答えが上手くない、覇気が感じられない……。

空白期間は何もしていなかったそうだ。

 

と、なったら面接官は採用するでしょうか?

 

無理でしょう?ちゃんと働いてくれる気がしませんから不採用にせざるを得ない。

長期間ニートだった場合は、まず第一にハキハキ喋れるように、元気があるようにふるまえるようにならなければいけません。

 

そして、空白期間に関しては祖父母の介護をしていたとか、親の個人事業を手伝っていたとか、日雇い労働やフリーランスの仕事をやっていたとか、何らかの理由をでっちあげるしかありません。

 

嘘をつくなんていけない?正直に何もしていなかったと話す?なんて、キレイごとを考えないでください。

 

仕事を手にすることはキレイごとばかりではやっていけません。

会社はニートを一人立ちさせる慈善団体ではないのです。

 

生真面目に本当の事しか言えないような人間を雇って何かメリットがありますか?ないでしょう。

ニートが社会復帰して仕事を手に入れるには、面接官をどうやって納得させて採用してもらうのかが重要。

 

まっさらな自分を受け入れてもらおうなんて考えは捨てて、どうすれば空白期間をごまかして面接官を納得させられるのかに心血を注ぐべきです。

 

ただし、資格や学歴などのバレてしまう嘘は絶対についてはいけません。

ついてもいいのはバレないであろう嘘です。100%バレる嘘はダメです。

 

批判されるかもしれませんが、生きるためには割り切らなければならない事もあります。

おすすめなのは個人事業の親の手伝いをしていたという理由です。

 

どんな仕事を手伝っていたのかを事細かく考えて準備しておけば、空白期間の質問には十分に対応できます。

面接官がどんなことを疑問に思うだろうかを考え、自分の空白期間の説明に「なぜ?」を5回以上問いましょう。

 

長所短所

長所はあなたの強みであり、短所は強みを言いかえたものです。

例えば、長所の場合は「コツコツと一つの事に打ち込めることが長所です」と言えますし、短所の場合は「まわりを気にせずに一つの事に打ち込みすぎてしまう」なんていうことも出来ます。

 

短所の部分は完全に短所としかいいようのないこと、例えば「嘘つきです」とか「時間にルーズです」とかは印象が良くないので止めておきましょう。

とらえ方によっては長所とも取れるようなことを短所として話して、その短所を克服しようと努力していることを話すと良いでしょう。

 

長所と短所に関する質問は、会社が行っている仕事に適応できるのか、役に立つだろうかを知ろうとする質問です。

面接する会社が欲しいであろう人材は、どんな強みを持っているといいのだろうか、と考えて質問の回答を用意しましょう。

 

将来の目標

自己PRも志望動機も将来どうなりたいのかを交えたものにすると面接官の評価が良くなります。

 

将来どうなりたいのか、将来の目標に関してをピンポイントに聞いてくる場合もあるので事前に用意しておいてください。

 

将来の目標を考えるには、きっちりと自己分析に打ち込む必要があります。

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そして強みを軸に、将来自分はこんな人間になりたいんだ!こんな仕事がやりたいんだ!という気持ちを面接官に伝えましょう。

 

将来の目標をまったくもっていない人間よりも、将来のビジョンを持っている人間のほうが魅力的に見えるものです。

その将来の目標が、志望する企業で実現できることであるなら、面接官の印象もかなり良くなります。

 

長期のニートでも、将来の目標を持つことに遅いなんてことはありません。

しっかりと自分と向き合い、未来であなた自身がどうなりたいのかを真剣に考えてください。

 

真剣に考えた答えは、必ず面接官の心に響きます。

 

ニートにおすすめの面接練習法

ニートは面接で聞かれる質問の準備をしたら、一人で出来る面接練習を繰り返してください。

面接の練習を一人でやる簡単な方法。エアー面接は効果絶大!

面接の対応力を身に着けるには、一人で何度も面接練習を繰り返すことが大事です。

面接練習の精度、そして本番の面接の経験を最大限、活かすためにも「録音機器」を事前に用意しておきましょう。

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本番の面接で聞かれた質問内容の蓄積や、しっかりと質問に答えられているのかを確認するには、面接を録音するしかありません。

 

ニートが仕事を手に入れるために面接を突破するには、経験を最大限活用すべきです。

若者ハローワークなどでは、面接練習や面接練習をロールプレイできる無料講座があるはずなのでそちらも積極的に利用しましょう。

 

まとめ、ニートが社会復帰して仕事を得るには、5つの質問を対策せよ!

ニートが社会に復帰して仕事をしていくには、ほとんどの面接で聞かれる質問への対応が大事になります。

・自己PRと自己紹介
・志望動機
・空白期間の説明
・長所短所
・将来の目標

私が8年間も引きこもりのニートで職歴なし状態から社会に復帰できたのは、自己分析を徹底的にやって自分と向き合ったからです。

元長期ひきこもりのニートだって毎日仕事をこなしています。

 

私にできたのだから、あなたにも出来ます。

 

ニートで職歴なしだからって腐らずに行動してみてください。

事前にしっかりと準備をしてから挑めば、面接なんて案外なんとかなるものですよ!

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