あなたは就職面接で不愉快な質問をされたり、圧迫面接で人格否定をされた経験はありますか?
私は新卒の面接で酷い圧迫面接を受けて精神が不安定になり、その後の面接に大きく影響したことがあります。
不景気のときや、面接官が自己の優位性を誇示しようとするときには、普通では考えられないくらいに失礼で下品な面接が行われます。
求職者の人生観を否定したり、本来聞いてはいけない家族の情報や、政治的なこと、恋人の有無など根掘り葉掘り聞かれるのです。
そういった経験をしたため、これから面接に挑もうと考えている人には、面接を録音できる「 ic レコーダー」を使って欲しいと思っています。
私が面接を録音すべきだとすすめる理由は主に4つ。
・不快な面接官を黙らせるため
・面接後に復習をするため
・面接で聞かれる質問のパターンを知るため
上記の理由のため面接を録音できる ic レコーダーを持っていて損はありません。
今回は面接を録音する必要性と、おすすめのic レコーダーを解説していきます。
面接を録音するためのおすすめicレコーダーはコレ!
はじめに、面接を録音するために使うおすすめのicレコーダーについて紹介します。
ひとつ忠告したいのですが、Amazonなどでたくさんのレビューがついていて高評価続出の「中国製のicレコーダー」はおすすめしません。
私も最初は、値段の安い中国製を使っていました。
なんせ、スペックが日本製品よりも高くて、値段は安いという魅力。しかも、レビューも高評価でレビュー数も多い。
使う場面なんてたかが知れているから、安くて高スペックな方がお得じゃん!
と思って購入したのですが、結論から言うと「すぐに壊れます」
交換する際の手際は良いので、そこまで不満はないのですが、2回の取り換え(動かなくなって)は信頼性ガタ落ちです。
なので、日本製のソニーかオリンパスのicレコーダー(ボイスレコーダー)がおすすめです。
両方とも持っているのですが、どっちもいまだに壊れていません。
SONY ICレコーダー ICD-PX470F
集音能力で言ったら「ソニー SONY ICレコーダー ICD-PX470F」が一押しです。
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ソニー SONY ICレコーダー ICD-PX470F : 4GB リニアPCM録音対応 ブラック ICD-PX470F B |
SONY ICレコーダー ICD-PX470Fは、フォーカス録音機能など集音スペックが高い。
スーツのポケットに忍ばせていても、十分に面接官の声を録音できます。面接官との距離がちょっと離れていても安心の録音能力です。
セミナーなどでの録音に力を発揮するタイプの ICレコーダーだなと感じていて、雑音の少ないクリアな声が録音できます。
さらに、録音した音声を再生するときに便利な「書き起こし用再生」という機能があり、音声の再生スピードを調整できて便利。
面接で質問された内容の確認でも活用できるので、様々な場面で活躍できるICレコーダーです。
外部メモリ(microSD)に対応していますし、USBダイレクト接続が出来るので、パソコンとのやり取りが簡単にできます。
私は、ほぼ使わない機能ですが、MP3の再生もできるのでICレコーダー兼MP3プレイヤーとしても使えるのでしょう。
値段はやや高めの7000円前後。機能面や集音能力ではソニー製が他よりも優れているので、これ一台で様々な場面で活躍してくれます。
OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VN-541PC
「OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VN-541PC」は、安くて、信頼できて、即録音できる優れものです。
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このオリンパスのICレコーダーは、とにかくシンプル。
使い方が単純で、録音したいと思った時にボタンを押し上げれば即録音が開始されます。
しかも、電池式(単三)なので電池が切れそうでも、電池を入れ替えればいつも通りに使えて便利。
ただ、録音したい相手との距離が遠いと、音声がクリアに録音できません。
聞き取れないレベルではなく、音量を上げれば十分に言っている内容がわかります。
なので、面接を録音するという目的であればオリンパスの「VN-541PC」は必要十分です。
ソニー製と比較すると機能面で劣りますが、値段は半額以下の3500円ほど。
とにかくパッと録音を開始できるので、思いついたことをメモ代わりに録音したりするのに便利に使えます。
ICレコーダーを使ったことがない、必要かどうか分からないけど一応持っておきたい。
そんなICレコーダー(ボイスレコーダー)が初めての人には、オリンパスの「VN-541PC」がおすすめです。
面接を録音する必要性があるのか?
結論から言って、就活しているなら面接は常に録音するべきです。
最初に面接を録音するべき理由は4つあると言いました。
・不快な面接官を黙らせるため
・面接後に復習をするため
・面接で聞かれる質問のパターンを知るため
つまり簡単にまとめると、「自分を守るため」と「次の面接に生かすため」に面接は録音するべきなのです。
面接を録音するのは「自分を守るため」
新卒のときの面接で特に印象に残っているのが、面接官のセクハラ質問。
これは今思い出しても、かわいそうだな感じます。
そのときは集団面接でした。脂ぎってむくんだ顔のおじさん面接官(恐らく50代から60代くらい)が、執拗にひとりの女の子にセクハラ質問を続ける様は異様な光景でした。
他の面接官も渋面してやんわり止めるのですが、止まらないセクハラオヤジ。
よっぽど好みだったのでしょうね。
ターゲットにされた方はたまったもんじゃないですし、セクハラで訴えようにも就活という忙しい時期にそんな暇はありません。
泣き寝入りです。
今みたいにSNSが発展していたなら、録音や動画を上げて炎上できましょうが以前はSNSがそんなに発展していませんでした。
今の世の中は、会社もコンプライアンスやSNSでの炎上を気にして、面接の質問に気を使います。
ですが、いまだに60代とかのおじさん面接官は、当たり前のようにNGな質問を平然とする場合があります。
圧迫面接も絶滅しておらず、人格否定まがいの質問や、家族を否定する発言をされる可能性はゼロではありません。
そんな質問をされたときに無防備な状態では、テンパって精神的にまいってしまいかねません。
面接を録音するというのは一種の保険でもあります。
ふざけた面接をする、ふざけた面接官から自分の身を守るのはあなたしかいないのです。
「自分を守るため」に面接のときはICレコーダーを使ってこっそりと録音しましょう。
面接を録音して「次の面接に生かす」
面接の質問にはだいたいパターンがあります。
それを知るため、理解するためには、一回一回の面接を振り返る必要があるのです。
ただ、面接を受けるだけの人よりも、その日の面接をしっかりと振り返り、反省点や良かった点を確認する人の方が成長が速いのはおわかりでしょう。
しかし、人間の記憶とは曖昧なもの。
完璧に面接中の事を記憶するのは難しいのです。
一回一回の面接を大切な成長の糧にするためにも、面接の録音は絶対にするべきと言えます。
なんども、録音した面接を繰り返し聞くことで、「自分の話し方は聞き取りづらいな」とか「こういう質問が多いな」という発見に出会えます。
やみくもに面接に挑み続けるのではなく、常に反省と改善を繰り返すことが、就職への近道なのです。
まとめ、面接を録音するべき4つの理由。おすすめの ic レコーダーはコレ!
面接を録音するなんて失礼だ!なんて言う人がたまにいますが、そんなことを言う人は「録音されるとまずい人たち」です。
やましい思いがないのであれば、就職への面接を録音されて困ることなんて無いでしょう。
圧迫面接をする人や、コンプライアンス的にまずい質問をする人に限って、面接の録音を悪く言います。
就職面接において、あなた自身の人権や精神を守るためには事前の準備が大事です。
一回一回の面接を振り返り、少ない面接回数で就職を勝ち取るためにも「面接の録音」は重要と言えます。
求職者側からしたら、面接を録音するという行動はなんのデメリットもありません。
面接官にバレたときに心証が悪くなるくらいでしょう。バレない様にこっそりとやればいいのです。
集音能力と各種機能面ではソニーのICレコーダー「 ICD-PX470F」
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ソニー SONY ICレコーダー ICD-PX470F : 4GB リニアPCM録音対応 ブラック ICD-PX470F B |
価格面と録音のしやすさ、使いやすさでは、OLYMPUSのICレコーダー「VN-541PC」がおすすめです。
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面接を録音することは、求職者にとってデメリットがまったくないので、ぜひ利用してみてください。