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少女終末旅行  漫画の評価、感想、試し読み

作品名少女終末旅行
作者つくみず
出版社新潮社
巻数既刊5巻
ジャンル終末世界旅行
アニメ2017年放送
エロ要素×
  
おすすめ度★★★★
ストーリー★★★★
絵のきれいさ★★★★
キャラのかわいさ★★★
個性豊かなキャラクター★★★
世界観★★★★★
エロス

作品紹介

 もう人間以外の生物は生きていないと言われるほどに衰退しきった終末世界。誰もいない廃墟が立ち並ぶ階層型の都市を愛車、ケッテンクラートに乗って延々と進み続ける二人の少女チトとユーリ。日々の食事も切り詰めながら彼女たちは崩壊した都市の中を行く。人は何のために生きているのか、生きているって何なのか、当てもなくさまよいながらそんなことを考えたり考えなかったりする。ふたりぼっちの終末旅…。

作品の感想

 少女終末旅行という漫画作品はつくみずという作者がWeb漫画として公開していた作品です。現在は新潮社のWEB漫画サイト「くらげバンチ」にて連載されています。つくみずという作者はこの漫画「少女終末旅行」がデビュー作です。

 独特の世界観の作品で人も動物もほとんど滅んでしまっている世界をケッテンクラートという乗り物に乗って旅する、軍服っぽい服を着てヘルメットを被った二人の少女の物語です。背景や景色は綺麗な絵というよりは廃墟と化した都市を表現するのにむいた絵で、もはやこの世界は死に向かっているのだと実感させてくれる緻密な絵です。

 二人の少女はデフォルメ調でかわいいですが百合要素などのエッチな要素は全くない作品です。物語の中でお風呂に入ったり、水浴びをしたりしますが、性的に女の子の身体を描いていないのでエロくはありません。健全な作品です。他にも人間は二人くらいでてきますが、仲間になったりはしません。終始ふたりだけの旅が続きます。

 この作品は廃墟と化した都市の絵が素晴らしいなと思います。綺麗という感じの絵ではなく荒廃した世界をしっかり絵で表現できているといった感じです。物悲しい雰囲気と言いますか、この作品の世界観を上手く表現できていてすごく好みの作品ですね。ただこの作者は今のところ少女終末旅行しか作品がないようなので他にも書いて欲しいものです。

 荒廃した終末世界を旅する特に目的のない二人の少女たち。なんとなくな目的としては階層都市の上の方を目指して荒廃した都市を進んでいる模様です。その過程で食料を探したり、燃料に水といった旅に必要なものを探してケッテンクラートに積んでいくそんな彼女たちの日常を描いた作品ですが、たまにちょっと哲学的な話になったりもします。

 人は何のために生きるのかとか、死ぬほど大切なものはなんだ、とかそんな話をしたり、最後まで人間に与えられた役目を果たしているロボットの話や自滅プログラムを組んで死を選ぶAIの話とか中々面白いストーリーだと思います。

 ストーリーにはそれほどの起伏はありません。旅の途中で出会った人間やロボット、AIとのちょっとしたやりとりをして大体1話でお別れします。通り過ぎていく都市の役割について考えたり、その役目に気づいたり、あと変な生物に出合ったりもします。物語の中で生きている生物はロボットが管理していた水槽にたった一匹生き残っていた魚くらいなものですが、後の方にへんな生物も登場します。

 彼女たちは食料も切り詰め結構切羽詰まった旅をしていますが、それでも楽しく旅をしています。世界観と設定は結構考えられていて面白いですし、終末世界を旅するという物語は他にないのではないでしょうか。独特の世界観の作品で面白い漫画ですので少女終末旅行はおすすめです。

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