Booksphere

[評価・感想]息子がかわいくて仕方がない魔族の母親

息子がかわいくて仕方がない魔族の母親  漫画の評価、感想、試し読み

作品名息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
作者十五夜
出版社集英社
巻数既刊3巻
ジャンル魔族子育て
アニメ×
エロ要素×
  
おすすめ度
ストーリー★★
絵のきれいさ★★★
キャラのかわいさ★★★★
個性豊かなキャラクター★★★
世界観★★★
エロス

作品紹介

 絶滅寸前の魔族として生まれた一人の少女ローレム。かつては人間や魔族から「殲滅の狂炎」とよばれ恐れられていた…。時がたち、大人となり、そんな彼女が、一児の母親となった。魔族の子供の母として、妹のメリーや、人間の千春に助けられながら、大事な一人息子ゴスペルを育てる。ハートフル魔族育児漫画。

作品の感想

 この「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」は、作者「十五夜」による漫画作品。もともと、Twitterで掲載されていた作品で、そこから話題になり、無料WEB漫画サイト「となりのヤングジャンプ」で連載されるようになった話題作。単行本も重版が決定して人気を集めている漫画作品です。

 かつては暴れん坊だった魔族ローレムが、一児の母として育児に奮闘する漫画。同じ魔族の妹であるメリーや、人間の千春など、周りの人々に助けられながら、一人息子ゴスペルの成長を見守ります。そして、息子が生きていくのに苦労しないように、人間たちとの共生について考えたり、魔族として今後どう生きていくのかを、母親としての立場から真剣に考えていきます。

 ローレムの周りの登場人物たちも、みんなローレムとゴスペルを温かく見守ります。最初こそ、世界観の設定などはあやふやですが、話が進むごとに魔族のおかれた立場やローレムに対する世間の評価などが明らかになっていきます。かつてローレムは、食料を奪ったり、暴れまわったりしていたため、人間社会で生きていくのに苦労しますが、母親として息子のために、様々なことを学びながら、周りと一緒に成長をしていきます。

 絵柄はまぁまぁかわいらしいですが、男性のキャラ、おっさんなどの描き方はイマイチだと感じます。女性キャラは、顔は可愛いですが、表情の描き方や、胸の描き方などから、作者は女性なのかなと感じる場面が多々あります。

 物語の展開も妙に現実的な部分があったり、深刻な展開になったりと、魔族が人間と共生することの難しさを描こうとしているのでしょうが、結局最後は登場人物たちが感情的になって、涙をボロボロ流して、意見をぶつけ合って、互いに納得してお終い。感情論ありきの物語の進み方と、思わせぶりな伏線の貼り方が好きになれない漫画だなと思います。キャラクターの表情の描き方や、漫画全体の雰囲気が、どことなく「クール教信者」に似ているのも好きになれない原因です。

 どうもこの作者「十五夜」の物語の展開と、表情の描き方が好みではないので、「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」という作品自体が好きになれません。物語が楽しい育児漫画ではなく、周りの登場人物の感情と世の中の現実にスポットを当てた、しみったれた物語なので、読了感が悪いです。なにより、一人息子のゴスペルのキャラデザが一番かわいくありません。子供自体は物語を進めるためのエッセンスなので、かわいくなくても関係ないのでしょう。

 物語の雰囲気がしみったれた感じなので、はっきり言っておすすめはしません。しかし、世間ではこの「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」という漫画は評判がいいようです。「クール教信者」も世間では人気作を連発していますし、個人的に好きになれない何かが二つの作品にはあるのかなと思います。

 こういった漫画作品は好き嫌いが分かれるかと思います。なので、購入する前に無料WEB漫画サイト「となりのヤングジャンプ」で作品の雰囲気をしっかりとつかんでみてください、レヴューなども吟味してから購入した方が後悔は少ないでしょう。

この作品の関連商品

おすすめ情報

Kobo Aura ONE コミックEdition

Apple iPad mini 4 Wi-Fiモデル 128GBアップル タブレット PC 単体 新品

Kindle Oasis (Newモデル) 32GB、Wi-Fi、電子書籍リーダー

Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi 、ブラック


おすすめ漫画特集

ジャンル別

ページのトップへ戻る