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[評価・感想]迷宮ブラックカンパニー

迷宮ブラックカンパニー  漫画の評価、感想、試し読み

作品名迷宮ブラックカンパニー
作者安村洋平
出版社マッグガーデン
巻数既刊2巻
ジャンル社畜的異世界ファンタジー
アニメ×
エロ要素×
  
おすすめ度★★★★
ストーリー★★★
絵のきれいさ★★★★
キャラのかわいさ★★★★
個性豊かなキャラクター★★★★
世界観★★★
エロス★★

作品紹介

 働きたくないという思いから努力を積み重ね、ついにネオニートとなった主人公「二ノ宮キンジ」。窓の外を眺め、浮かばれない連中をあざ笑いながらコーヒーをすする。勝ち組セレブプロニートとなったキンジは高笑いをあげながら「死ぬまで怠惰に暮らす」と豪語する。だが、突然足元にポッカリと穴が開き何の因果か異世界に転移してしまう…。辿り着いたのは迷宮が職場の超絶ブラック企業。雀の涙の賃金に、プライベートなしの社員寮、週休一日すらろくに取らせない過酷な労働環境でキンジは生き残ることが出来るのか?生きるために死ぬほど働く、社畜的異世界ファンタジー。

作品の感想

 迷宮ブラックカンパニーはマッグガーデンのWEB漫画サイト「MAGCOMI」にて連載中の作品。作者の安村洋平はこの迷宮ブラックカンパニーの他に対魔導学園35試験小隊というコミックの作画を担当しており、絵のレベルは高いと思います。キャラクターの表情に、背景の描き方、女の子のかわいさ、どれも質が高い作者だと思います。

 ただ、迷宮ブラックカンパニーでは、あまり女の子は出てきません。超絶ブラック企業で働く主人公に、かわいい女の子と出会う機会なんて、そうそうありません。ブラック企業の女社長や、主人公を食い殺そうとした魔獣、そして2巻から登場する社畜的精神の女勇者くらいのものです。主人公を食い殺そうとした魔獣は変身して、半獣人的な美少女になって主人公にたかります。食い殺さない代わりに食べ物を与え続けなければならない関係になってしまいます。

 魔獣の名前はリム。登場した当初は恐竜の様な見た目のデカブツでしたが、人間形態に変身した姿は竜人といった感じの見た目でかわいい女の子です。女の子の姿で登場したときは、胸と局部そして手足が鱗で覆われた姿で、半裸のためすごくエロい見た目でした。へそのあたりと、くびれの描き方が上手いので大変グッドです。

 そんなリムに主人公のキンジは食われそうになるわけですが。この主人公、相当肝が据わっています。異世界で逞しく生きていけるだけあって、凄まじい行動力と口の上手さで魔獣と交渉してその場を乗り切ります。うじうじした、主人公ではなくて必死に頭を捻らせて乗り切ろうとするさまは他の恵まれた異世界ものの主人公たちとは一味違います。異世界ファンタジーで職業が「社畜」という主人公なんてこの迷宮ブラックカンパニーくらいのものでしょう。

 迷宮ブラックカンパニーの主人公キンジは他の異世界ファンタジーのように特殊な能力に目覚めたり、神様に優遇されたりはしません。パンツ一丁で異世界に転移して、借金2000万作って、超絶ブラック企業で働かされます。自力でどうにか這い上がろうする、逞しさとしぶとさが他の異世界ものとの大きな違いでこの作品の面白い部分です。

 超絶ブラック企業の社員研修で洗脳されそうになりながらも、それを乗り切ったり、女勇者を共犯に仕立て上げて言うこと聞かせたり、ゲスい部分もありますが、必死に頭を捻らせ、現状を打破しようとする主人公の姿は好感を覚えます。まぁ、良い奴ではないですがね。魔法の杖を使って同僚たちをこき使ったりもしますし、自分が楽するためなら全力を尽くすってスタンスの主人公なのだと思います。

 迷宮ブラックカンパニーは今までの異世界ものとはだいぶ違います。そもそも、異世界に転移した主人公が、社畜とか斬新すぎます。恵まれた能力や、強力な魔法もなく、パンイチの状態から這い上がる主人公なんてこの作品以外にいないでしょう。

 なかなか、面白い漫画作品です。ただ、女の子がかわいいのに、あまり出番がないのがちょっと不満ですね。この作者の画力は高いのでかわいい女の子が活躍する作品も描いてほしいものです。いままでの異世界ものに飽きてしまった、違うタイプの物語が読みたいって人はこの迷宮ブラックカンパニーはおすすめの漫画です。

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